2020年を振り返ると、なんともいえない悔しさがこみ上げてくる。
計画していた北海道遠征は、流行病で行けなかったせいかもしれない。
ただ、釣りから離れて、釣りを思う時間というのも悪くない。
そう思える時間を過ごす事ができた。
2020年の2月、慶應釣魚会の懇親会で先輩方、同期メンバに会ったのを最後に、皆で集まることはなかった。
ただ、流行病で、釣り人は増加しているみたいだ。
自分は、北海道の然別、朱鞠内への遠征を予定していたのだけど、これは悩んだ末に見送った。
釣りに行けない時間は、フライキャスティングや読書に使った。
中学の頃、父に買ってもらった本は、メル・クリーガの『The Essence of Flycasting』だった。
当時はよくわからなかったが、今は少しだけ彼が何を言っているのかわかる気がする。
今読んでいるのは、Jason Borgerの『SINGLE-HANDED FLY CASTING』だ。
これは難しくて、理解するのにはまだ時間がかかりそうだ。
彼は、映画リバー・ラーンズ・スルー・イットで、ブラッド・ピットの代わりに、フライキャスティングを演じている。
フライは本当に面白いし、奥が深い。これはあてどない趣味だ。
そう思えるのも、キャスティングの稽古をつけてくださる釣魚会の先輩のおかげだと思う。
(本当にありがとうございます。皆様がいなければ僕の釣り人生は随分とつまらないものだったと思います。)
いまキャスティングを掴まなければ、ダメだめだ。そう思っている。
釣りに行けない分、釣魚会、北海道や地元のアングラーとの交流の機会は増えた気がする。
皆、思い思い、近場で釣りしているようで、色々な魚をつっている。かぁ〜けったいな釣りもあるものですね。
と、僕は元気にやっています。来年は釣りの記録を更新します。
仕事も釣りも、日々精進。
今年も一年間、どうもありがとうございました。
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