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夏の釣り、父の記憶
- 2021-02-14 (日)
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夏の釣り、父の記憶(慶應釣魚会: 会報誌 令和3年1月寄稿文)
(大学の釣りサークル会報誌に書いた文章を一部抜粋しました)
つり人は、誰しも、不完全な夏を持っている。
空の深い青と乱反射する渓の緑、強い陽射しで影絵になった大樹、夏に揺らぐ友の陽炎。
そこに在ったはずの無数の物語が、記憶の中にだけ廻り続ける。
毎年訪れる夏と重なっては遠ざかる結晶化された永遠の夏。
確かなものは、何もない。
それでも私たちは、夏の完成形を知っている。
渓流を登る時、大海原を見渡す時。はるか少年の日に過ごした、永遠の夏がそこにある。
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2020年の釣り
2020年を振り返ると、なんともいえない悔しさがこみ上げてくる。
計画していた北海道遠征は、流行病で行けなかったせいかもしれない。
ただ、釣りから離れて、釣りを思う時間というのも悪くない。
そう思える時間を過ごす事ができた。
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5つの湖を巡る釣り旅 然別湖のミヤベイワナ、ニジマス
- 2019-06-02 (日)
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北海道の5つの湖を巡る旅。最後の目的地は、然別湖だった。
この湖の上で、僕は釣りの楽しみの多くを学んできた。
ところで、アイヌの言葉で然別というのは少し解釈が難しい。
然別は<si kari-pee>つまり、シカリッペと発音する。
その訳語は「自分を回す川」となる。
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5つの湖を巡る釣り旅 朱鞠内湖のイトウ
- 2019-06-02 (日)
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北海道の湖を巡る旅、4つ目の湖は、朱鞠内湖だった。
アイヌの言葉でスマリナイ<sumarinai>とは、キツネの川。
たくさんのキツネがこの湖の周りにいたから、この呼び名がついたのだろうか。
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5つの湖を巡る釣り旅 屈斜路湖のニジマス、アメマス
- 2019-06-02 (日)
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北海道を巡る旅、3つ目の湖は屈斜路湖。
屈斜路は、クッチャラ(kutcar)という、湖の喉口を意味するアイヌ語に由来する。
実はこの湖、過去に何度か訪れているが、苦手意識が拭えないでいた。
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5つの湖を巡る釣り旅 阿寒湖のアメマス
- 2019-06-02 (日)
- Fishing
北海道の湖を巡る旅、2つ目の湖は阿寒湖だった。
阿寒はアイヌ語のアカム<akamu>で、”車のごときこと”を意味する。
これだけだと意味が分からない。
阿寒湖の背景にある、大きな2つの岳。これが車の両輪に見えるから阿寒。
というのが、有力らしい。
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