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Trout Bum Fishing @北海道のニジマス River Wolf

北海道釣行2015.4

いつもどおりのある日のこと。突然帰りの電車で思った。
「そういやまだ釣ってない、トラウト」

けれどもユキシロで川が濁り、釣りの難しのがこの季節。
4,5月は釣れないからダメだよ。事前情報はどれもこんな感じ。
「ならば私が釣りますよ」と言ったかどうか、定かではないけれど、そんなこと考えながら北海道に向かいました♪

今回もガイドをお願いしたのは同地サークルのNZさん。

新千歳空港まで迎えにきてもらいました。
で、第一声が「今日はガンガン行きますからね!まずは40upレインボーっすよ!」

え。
あ…ちょっといいっす。。

ドラクエの戦闘コマンド「ガンガン行こうぜ!」状態のNZさん。
誰も回復魔法使わないから、死ぬんだわコレ。レベル1でボス戦に挑むタイプですね。
対照的に自分は、レベル上げして、薬草買いこんでダンジョンに入る「命だいじに」タイプ。

そんなバカな嘆願をしながら、千歳→帯広→釧路の川を見てまわります。
結果、ほとんどの川が激濁りしてます、白いです、釣りできません。

しかしながら、発想のコペルニクス的大転回があるわけですよ。
たとえば、伏流水となって水が下る川を探すこと。

これだと水が濾過されてユキシロにならないそうなんです。
しかも一発大物が来る可能性があるとのこと。まぁ、あまり期待してませんが。

Day 1

アングラーの情報ネットを駆使して、いくつか水の綺麗な川を見つけます。
釣り始めは帯広のとあるストリームというか、小河川。

空は不機嫌な曇り、おまけに雨も交じってます。
今回もシンキングミノー”デンス”で上流へ向けて、釣り上がります。

前回の北海道遠征で、北のトラウト釣りとはなんぞや?を垣間見た自分もキャストには少しだけ自信が籠ってます。
やり方としては、上流側にキャストして、ボトムをルアーで転がすという釣り。
正直、この釣りはコトバで伝えるのがホント難しいです。
コトコトコトッ…とルアーが河底でヒラうち、転がっている感覚を掴まなければいけません。
まぁ実践あるのみ、キープキャスティングですよ。

流れの緩む場所、かつ水深のありそうなスポットを絞り込んで打って行きます。
NZさんにバイトがあるらしいのだけど、自分はチェイスを1度見たのみ。
結構、イイ感じの流れにアプローチできてるんだけどなぁ…

思うに、ルアーウェイトが軽すぎてしっかり魚にアプローチできていない、と考えました。
あいにく、デンスは5cm7gしか持っておらず、コレ以上ミノ―系で攻めるのは難しい状況。
ふと思い出して、今朝に帯広のクレイジーフィッシャーさんで買ったスプーンを取り出します。

これまでは比較的流れの緩い個所を中心に攻めてきましたが、もうワンランク流れの強い溜まりに狙いを絞ります。
レイダウンが川の深くに沈んでいるのを目視してその上流側にキャスト。
で、2投目。
ゴンッ。
重いけれど、鈍いアタリ。

とりあえずフックセットさせます。

若干曲がっているロッドを見て、NZさん。
「え!、魚っすか!?かかりました!?」(リアクションが終始ハイテンション)

「あ、うん。来た。でもコレそんな大きくないかもぉ……お。おおおおっ~ウソウソウソッ!」

ジッ…ジジジジッ~とドラグが出まくってます。
ロッドは5feetのストリームリミテッド、ラインは愛用の6ldエックステックスコブラなんです、コレ。
ロッドに関して言えば完全に想定の魚サイズを超えてます。ライン幸い6ldだったのが救いです。

ストリームリミテッドがバットからぶち曲がって、ドラグが出ているので、華麗なやりとりなんて無理!
いや、マジなにもできないんですよ。ただひたすら耐えるのみ。
この間抜けな光景を見て、笑っているNZさん。しかし、この後笑いは消える…

デカイんです。ホント。
水面でキラッと銀鱗が見えた瞬間、笑いが消えました。
明らかに40up、いや50あるか、ってサイズです。

何より引きが物凄いです。
ストリームのネイティブトラウト初体験の自分としては、まるで80upのシーバスをいなしているような錯覚をしました。
渓流で川幅なく、下流には巨木のレイダウンがあるので、巻かれたら一発でラインブレイク。
こんなスリルなやり取りは久々です。

5分は経過したころ。一瞬、魚が浮きました。
それを見て、瞬時に下流側にダッシュして自分から距離をつめる方法で挑みます。
無事にNZさんの素晴らしいアシストもあり、ネットインできました。

北海道釣行2015.4

初めてのネイティブ・レインボートラウト。
サイズ、58cm。
想いで、プライスレス。

ぽかーん、としてしまいました。
横でしきりに「デケェー!!デケェー!」と叫ぶNZさん。むしろ釣った本人よりハイテンション。
それもそのはず。自分は、まだこの魚の価値に気づいていなかったのです。

北海道釣行2015.4

58cm、ストリームで獲れる限界サイズ級。
52cmは釣れます、54cmもまぁ釣れます。けれどもそれ以上が難しい。
10年やって一匹出会えるかどうかのサイズと聞き、あとから手が震えました。

北海道釣行2015.4

まさに一魚一会。

ありがとう北海道、NZさん、山本教官。この一匹、皆さまに捧げます。

 

Day 2

北海道釣行2015.4

二日目は、道東の湖でアメマス釣り。
接岸している固体を狙い撃ちって感じです。
これがまた釣れるんだわ。ほぼ、1キャスト1バイト状態。

朝から晩まで、楽しませていただきました(o´・∀・)ノ

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