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Trout Bum Fishing @北海道のアメマス

ユキとロッド

おとといは兎を見た、きのうはシカ、今日は・・・。
ここ数日間、自然の中で沢山の動物と出会いました、もちろん魚とも。

冬の休みをつかって、北海道へトラウトフィッシングへ行ってきました(; ・`д・´)

今回の釣行、ガイドしてくれるNZさんからお話を聞き、2月初旬から計画を練ってきたものでした。
北海道というと、トラウトのサンクチュアリというイメージがありますが、冬はやはり難しいようです。

アウトドア派ダウナー系@がんばらない風味の残念系アングラーとしては珍しくガチ釣行です!
ひきこもりには、何よりも寒さが一番の天敵。

今回は3日間の予定でしたが、最終日は吹雪のため釣りができず、実質2日間のゲームとなりました。
1日目はルアー、2日目はフライでやりとおしましたが、物ガタリは如何に…

Day 1  Lure Fishing Phase

アメマスその1

メインで使っていたルアーは、ミドルクラスのヘビーシンキングミノー。
これは、魚はボトムべったりに定居しているためで、目と鼻の先までルアーを届ける必要があるからだそうです。
釣法としては、流れの緩むスポットのボトムにステイしている魚に対して、アップストリームでなげたルアーを上手く届けるというもの。
生半可なアクションは禁物のようで、ほとんどルアーでボトムを転がしているような釣りだと思います。

これが感覚をつかむまでが大変。若干の慣れが必要だと感じました。
釣りには、「理解はできるが、実際にやってみると出来ない」ということが多々ありますが、その類ですね。

バイトは、なんというかルアーを”おさえこむ”ような感じで、明確な伝達はないです。
「うーん?」となったら、とりあえずフッキングをいれる。

そんな感じでキャッチした綺麗なアメマス。
写真でも綺麗ですが、実物は思わず脱帽してくなるような透明な魚です。
ちなみにヒットルアーはハルシオンシステムのデンス。まさかあのナオキのルアーを使うとはな (;゚Д゚)!
いや、イイ仕事してくれました、素晴らしいルアーです。

アメマスその2

もう一尾追加もシンキングミノーのボトムころがし。
やっぱり、ルアーに少し”アオリ”のよなアクションをつけたあとのステイで来てる気がしますね(よくわからんけど…)。
極寒の中、ファインダー越しに撮影したので気づく余裕がなかったのですが、水中のヒレの透きとおりが、素直にキレイな魚です。

 

Day 2  Fly Fishing Phase

ニンフ

フライでは、現地ショップのアドバイスも聞いてニンフィングをやりました。
ただ、狙う水深が2メートル前後、しかも流れの厚い流芯を射抜くわけですからね。
それ相応のウェイトが必要になります。

シングルハンドと繊細なティップを持つラインの組み合わせで、キャスティングには苦労しました。
練習をかさねてきたアンダーハンドも実践投入してはみましたが、ある程度のウェイトを超えるとオーバーヘッドが楽です。
それにしても、北海道ではスイッチロッドを使っている方を見かけたのですが、ニンフでも横のスイングで軽く放り投げれるからでしょうか。

水面系のフライキャスティングでは水との接点が欲しいため、川に立ちこんでいたのですが…これが事件に。
気温はマイナス7℃前後、ガイドがラインごと凍ってしまい、ラインを滑らせることができません。
で、ロングキャストしようとしてラインを引きだしたら…
ガッ!!!(._.)…. ??
写真をご覧いただきたいのですが、なんとバッキングがリールごと凍ってましたヾ( ̄▽+ ̄*)

おまけに、ウェーダーが透湿でないため、中で湿気が凍ってしまいバリバリ。
だ~めだ、こりゃ…

もうこうなったら気合だろぉぉ
が…魚がいるであろうと思われる反転流を、数十回と通すも、結局ニンフに口を使わせることができませんでした。
うーん、タックルシステムから考え直して、今後の課題ですね。

考察

Special Thanks

今回の釣行は、NZさんに全面的にガイドいただきました。本当にありがとうございました。
睡眠不足で挑んだため、途中でいろいろと迷惑かけてしまったのですが、写真をみて…あまりの疲れた感じにビックリで、ホント失礼しました。
けれども、自分の中では本当にイイ思い出の釣行となりました。
この釣りに込められたものってのは、これから段々と外へ出てくるとおもいます。まだまだ学ぶことは多いです(*・.・)ノ

サークルつくっときながら、釣りにいかずに絵を描いているという…最低アングラープロフィールを更新しつづけているわけですが ウワッΣ(゚д゚ )!!
今後は、ちょっち真面目に釣りもしたいなと(そーかいそーかい)、そう思った釣行でした。
またお邪魔しますんで、その時はよろしゅうたのんます!

 

ルアーとフライの考え方

なんでこのルアー、このやり方で喰ってくるのか?

遠征というと、わからないことが多く、どうしても地元の方のアドバイスに頼ることが多くなります。
釣るために色々と聞くことは大切なのですが、そのカラクリを考えてみることも意義があると思い、ここで書いてみました。

わからないことは想像するしかない、だからここからは僕の想像の世界。

まず、シンキングルアーで川底を転がすという釣り自体は、トラウト釣りではよくある釣法のようです。
アップストリームにクロス気味の斜めにキャストして、上流から下流へボトムを転がしてくる。その過程で喰ってくる。
これ自体は、魚の食性そのものにうったえ掛ける釣り方だと思います。

しかし、その途中で、簡単なアオリを入れるのも効果的でした。
事実ルアーで釣った魚はすべてアクションを加えた際に喰いついたものです。これは、リアクション的な要素がとても強い釣りです。

ロックフィッシュやブラックバスでもそうなのですが。たとえば、ゴロタ場でクロソイを狙う時。
通常ならばライトテキサスなんかで、あまり根がかりしないように、フワフワとリトリーブするのが楽です。
しかし、低活性時で口を使わない時は、シンカーを重くしてドスンッドスンッといった具合に魚の目の前にルアーを落とす。
または、ショートスプリットリグでボトムをピッピッとトゥウィッチしてやる。そして、反射的に口を使わせる。
こういったやり方が効を奏した経験が多くあります。ブラックバスのメタル系の釣りも似たようなものでしょう。

これらはいずれもリアクション系の釣り。

一方でフライのニンフィングとなると正反対の釣りになります。
つまり、魚の食性にうったえ掛ける要素が多くなるということでないかと思うのです。

だから、数十回と同じ場所を通して、魚の鼻っ面にまでもっていく必要がある。
この釣りの利点としては、ルースニングなんかになると、ラインで川底や水面をバチャバチャと荒らさないですみますから、スレには強いやり方かと思います。

どちらにも一長一短があり、どの要素を重視するかは釣り人の性格にも関わってきますが…
僕としては、やはりリアクション要素の少ないやり方で、じっくりと釣るのが性に合っている気がしました。

同じようなことをやっていても、魚からすればかなり違った風に映っていると思います。

ロッドケースを見ていたらムラムラしてきたので、ちょいデコしてみたよ

スノーミクのデコ

北海道と言えば…雪ミクですよ。
ってことで、空港での待ち時間を利用して、ロッドケースをデコしました。
あっ、ちなみにコレ、僕の持ち物じゃありません。
すいませんっ( ・´ー・`)

 

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