- 2017-12-31 (日) 23:56
- Fishing
然別湖には、2つのシーズンがある。
夏のファーストシーズン、秋のセカンドシーズン。
数を狙うなら圧倒的に夏。けれども、魚のコンディションだけならば秋の釣りがイイ。
そして2017年の秋、今回の狙いは、婚姻色に染まったミヤベイワナだった。
然別湖は大雪山国立公園の自然湖、標高810mと道内では最も高い場所にある。
山を登るのだけど、紅葉がはじまるのも早い。10月末には黄色に山が染まる。
もう少し時間が立てば、赤色も交じってくるのだけど。
然別湖の手前にある湖、名前は何だったかな。
この湖一帯には、ナキウサギがいると言われている。
雲が早く流れ、湖面は、輝きと暗闇を繰り返す。
秋の光はどこか寂しい感じがする。
夏の刺すような痛さはなく、肌にあたっても優しい感じがする光。
この桟橋は昨シーズンから使われている。
広々としたデッキで、ゆっくりと時間を過ごすことが出来る。
今回の狙いの、婚姻色のミヤベイワナ(グリーンバック)。
数釣りでは放棄して、シャローのドライフライで、この1匹だけを狙っていた。
夏のミヤベイワナに比べると、色も濃く、顔も野性味を帯びている。
もう少し季節が進むと、鋭い歯がむき出しになった、狼のような魚が釣れる。
今度はそれを狙いたいのだけど、狙って釣るのは難しいみたい。
昨年の夏にも撮影した大きな上り坂。
実は、今回の旅を通じて「秋の光を写真でとらえる」のが、写真のテーマだった。
少しは、伝わったでしょうか。
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