- 2017-09-04 (月) 1:55
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8月26日に全面開館した富山美術館に行ってきた。
今回の目的は美術+建築。内藤廣さんによる建築だ。
内藤さんは、僕がはじめて大学で建築レポートを書く際に選んだ建築家だった。
不思議な縁で、今やっている街づくりのお仕事で定期的にお話を聞くようになった。
その考えにはかねてから共感するところが多くあったが、今回も富山の魅力を十分に引き出してくれる設計であった。
東京から新幹線かがやきに乗って2時間で富山に着く。
富山駅の改札を出ると、目の前に鉄軌道の乗り場が見える。一部にライトレイル車両も入っているようだ。
右側に目をやると在来平行線のあいの風鉄道の改札。
なんとも乗り換え利便性の良い駅だ。僕が知る限り、これほどにもシームレスの考慮された新幹線駅は他にないだろう。
富山駅北口から歩いて10分程度。
冠水公園を通って、運河方向へ歩くと左手に見えてくる一面ガラスの建物。
外側みても4面フロアの割には目立って柱がない。
エントランスは重い感じ。ただし、素材はアルミだろうか。
受付も至ってシンプル。すぐ横には無料で使えるロッカーもあるので、遠征組にはうれしい。
一回フロアは電球色でおおわれているが、階段を昇った2階からは外からの光を全面に取り入れている。
富山美術館は4層フロアからなっているが、2階層に上がって驚くのは、目立った大きな柱がないことだ。
建築的にみても非常に挑戦的な設計ではないだとうか。
2階フロアの企画展。
この格子は全て富山県は氷見市のスギを使っているらしい。是非立ち止まって深呼吸してみてほしい。
とてもよい香りがする。
このフロアから眺める立山連邦の眺めは富山一とも言われている。
あいにくこの日は曇りであったが、晴れた日はゆっくるソファで見てみたい。
2階フロアから富山駅北口方面を望む。
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