- 2014-10-04 (土) 0:54
- Fishing
今更なのだけど、5月の釣行記録。皐月のサクラ。
地元北陸のとある河川。やはりホームとは相性いいのかどうか…写真が主になります。
遊漁券をいただいていたにもかかわらず、春にはさして釣行もしていませんでした。
ただ、禁漁1週間前ほどになって、せっかくだから行っておくかと、そんな軽い気持ちで北陸の河川に釣行。
川の水は、例年に比べるとかなり渇水気味のようで、あまり期待はしていませんでした。
ですから、とにかく遡行距離をとる作戦で挑みます。
途中、自転車で通りかかった、漁協の監視員のおじさんさんが「釣れてるかぁ~」の声。
ダメと答える。
「ここには、デカい櫻がいるからなぁ~」
…どうみても、この水の渇水具合で、昇ってきそうには思えないのだけどなぁ。
フィールドには詳しくないので、グーグルマップを片手に、遡行を続けます。
魚釣りには、魚を探すこと、魚に喰わせること、この2つが大きな楽しみとしてあると思います。
とくに自分の場合、こうして見知らぬフィールドで魚を探すというのは、大きな楽しみです。
1日やって、この1本。
バス的に言えば、バックウォーターのど真ん中、ここしかないだろうというストリームの流心少しハズレで出た一本。
力強いテイル、川を昇ってきた形跡がヒレから見て取れます。
「これでいいの、これで!」釣れた時、思わず口走っちゃいましたね(苦笑)。
シングルバーブレスフックのリア1本。よくバレませんでした。
メジャーがなかったので、持ち合わせのショックリーダーを魚分の長さで切り、漁協さんで計測。
61cmの綺麗なサクラでした。 先ほど会った漁協のおじさん、歓喜。ご飯をごちそうになりました。
シーズン終盤で状況も状況ゆえ、あまり期待していなかったそうですが、予想外の一本。
綺麗な河、水。自分で探して、自分で釣る。
こうして獲った一尾は、なんともいえないですね。
ただ、今回も運に助けられたと、そう思うようにしています。
最近は、魚種問わずに、釣った人がスゴイ的な空気がありますが、トラウトに関していえば、そういうのちょっとどうかなって思います。
言ってることが少し矛盾するようですが、自然の中で遊ばせてもらっている、釣らせてもらった。そういった謙虚な姿勢が大切なんじゃないかなと。
そういえば、昔。
DAIWAの釣りCMで、反町隆史さんがやっているのがあって、そこでのフレーズで好きなのがあります。
「自分にしか出来ない釣りの世界なんて、そんな特別なものはない。」
最初聞いた時は、ピンッとこなかったのだけど。
自分にしか出来ない特別なものなんてないんだけれど、自分にとっては特別。それをどう伝えるかということじゃないですかね。
おわり。
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